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葛城古道

大阪府と奈良県の境にある
葛城山、金剛山のふもとにある御所(ごせ)市は、
神話の時代から大和朝廷へとつながる時代に
大きな影響力を及ぼした葛城氏にまつわる遺跡や寺社が
点在しており、神話のふるさととも呼ばれています。
それらを訪ねる道が「葛城古道」もしくは「葛城の道」と呼ばれています。

財団法人日本ナショナルトラストでは、1983年(昭和58年)に景観調査を実施し、
1986年(昭和61年)には一番最初となるヘリテイジセンター
「葛城の道歴史文化館」を建設しました。
ここは、葛城古道を散策するための情報拠点であり、休憩所として、
地元自治体や観光協会が中心となって20数年間活動を続けています。
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またすぐ隣には、高鴨神社があります。
この神社は大和の名門の豪族である鴨の一族の発祥の地であり、
有名な京都の上賀茂神社、下鴨神社などの総社にあたります。
ちょうど訪れたときには、「夏越の大祓」が前日に行われたとのことで、
儀式に使われた夏の無病を祈る「茅の輪」くぐりの跡が残されていました。
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by national_trust | 2008-08-08 14:38 | ヘリテイジセンター  

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